ご挨拶

2012年より代表取締役に就任致しました、前 佳津雄と申します。
私は京都の某工務店にて8年間、専門として数寄屋建築(茶室等の建築)を学び、
先代棟梁(前任代表取締役)の元4年間の実務を積みました。

この度、先代棟梁より㈱久衛組の技術、そして最も重要である意志の継承ができたと
認めて頂き、世代交代の重きバトンを手にした次第です。

このバトンを次の担い手へ渡す日まで、先代棟梁の磨き抜いてきた久衛組の建築を後世
に残していく努力に努めると共に、建築への飽くなき探求心を持って日々精進いたします。

伝統技術×現代建築の可能性×職人の志。他社には真似のできない唯一無二の建築・・・

人と人とのご縁を大切に少しでもお役に立てるよう職務を全う致しますので、これからも
変わることない恩恵承りますよう宜しくお願い申し上げます。


代表取締役 前 佳津雄

福岡県知事 許可(般-22)第105164号
数寄屋・住宅建築

株式会社 久衛組

かぶしきかいしゃ ひさもりぐみ
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山野事務所・工場
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木造建築の構造

英知の結晶である在来工法を簡単に説明いたします。
山に生えている木を良い時期に切り倒して、乾燥させます。
すると材木は一本、一本、個性を表してきます。
その個性を見定め、大きさや用途に応じて、
職人が加工し、仕口を付けていきます。
こうして組み上げた構造材は、建築金物を使用せずとも、
しっかりとした建築物となります。
同時に長年の経験と計算の上で、
木材の個性が融合しているので、柔軟さも兼ね揃います。
そこに、保持所として建築金物を取り付けます。
本当に簡単ですが、在来工法の説明です。
構造材はしっかりとしてますので、
孫、その子供の代になっても、劣化し、
汚れた部分の化粧材を、その時代のデザインに応じて、
取り替えてやれば、また立派な建築として
生まれ変わる事も出来ます。
おじいさんの残してくれた財産を大切に想える建築。
そんな建築であるよう、日々努力しています。
木造建築の構造イメージ写真

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